ごあいさつ
Message
理事長
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福岡市管工事協同組合
理事長 藤 成德全国管工事業協同組合連合会 副会長
福岡県管工事業協同組合連合会 会長
九州管工業組合連合会 会長 -
あけましておめでとうございます。皆様には、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、本年1月1日に発生しました能登半島地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
3年にわたる、新型コロナウイルスのパンデミックの終了が宣言され、少しずつ日常が戻りつつありますが、感染の恐れがなくなったわけではなく、今後も感染予防に努めながら、今までとは違った生活にシフトしていく必要があります。手洗い、うがい、マスク着用などの一人一人の基本的感染症対策、三密をさけるなど日常生活での基本的生活様式など、自らを感染から守り、周囲に感染を広げないよう心掛けなければなりません。
管工事業界も、他の業界と同様、慢性的な後継者不足、技術者不足が深刻な問題となっており、対応に苦慮しているところです。
建設業界では、日常的に長時間労働を強いられ、週休2日を実施できてないのが現状で、若年層から就職先として敬遠されています。完全週休2日制を実現し、若年層に魅力的な職業であると目に見える形で示す取り組みが進められています。建設業界の週休2日の義務化は、4月1日から始まります。この日以降には、時間外労働の上限規制が適用されるようになるので、週休2日が義務化されます。
ライフラインの要である水道については、市民生活の維持に必要不可欠な水を供給することは、組合の務めであると考えます。組合の地位向上のためにも、組合員一丸となって対応する体制を整え、地域から信頼される組合を目指さなければなりません。これからも、市民生活に貢献できる組合組織の強化、また、その役割を果たし続けるための経営の安定化にむけ、取り組んでいきたいと考えております。
業界を取り巻く環境は、依然として厳しく予断を許さない状況にありますが、2024年の辰年は、龍が天に上るように力強く新しいことに挑戦する年にしたいと思います。消費が喚起され、国内景気が活発化し、経済の好循環が生まれる明る
い年になりますことを祈念し、組合員の皆様方のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。